岩崎式日本語 岩崎式日本語 岩崎式日本語 岩崎式日本語 岩崎式日本語 岩崎式日本語

 英語やフランス語、日本語のように、ある特定の地域や民族において自然発生した言語は、自然言語(Natural language)と呼ばれる。これに対して、自然言語よりもいっそう短期間に、かつ限定的な個人や団体によって人為的に作られた言語は、人工言語(Constructed language、略:Conlang・コンラング)と呼ばれる。

 人 工 言 語 リ ス ト

 歴史上、ほぼすべての人間が自然言語を母語・母国語としており、いわゆる語学・文学・言語学・国語学などの既存の学問分野も、ほぼすべてが自然言語を対象にしたものである。国家・政治・法律・経済・教育・文化などの人間の営みも、ほぼ自然言語によって記述・運用されている。
 ただし、欧米では、学問か趣味かを問わず、人工言語の母語話者、学会、コミュニティが多く存在し、人工言語は人間の文化・精神活動の一つのトピックとして確立されている。
 現在、最も普及し実用されている人工言語は、エスペラント(日常語・国際補助語)やコンピュータ言語(プログラミング言語などとして世界中に普及)、手話・点字などの障害者補助言語、市場・商店での符牒などである。
 また、言語のすべてを自作した場合から、文字だけや単語だけなど一部を自作した場合まで、さまざまである。文字・音声・単語など多くの要素を自作した人工言語はアプリオリ(先験)言語と呼ばれ、一部だけを自作した人工言語はアポステリオリ(後験)言語と呼ばれる。文法については自作していなくても、文字や単語が自作であればアプリオリと呼ばれることがコンラング界の慣例となっている。
 またそもそも、すべての自然言語は人工言語であると考える者もいれば、自らが使用している人工言語は自然言語であると主張する者もおり、分類法に定説があるわけではない。
 現在、日本における人工言語の扱いとしては、学問・学会や公用語・国語政策としての確立は見られないが、趣味としての規模と人気は世界的に見ても極めて大きい。日本では、アニメ、マンガ、ゲームなどの同人・サブカルチャーと結びついた人工言語趣味の割合が突出しており、100を越える日本発の人工言語の存在がインターネット上で確認できる。ただし、日本のほとんどの人工言語は、大学生以下の若年者の手によって趣味として量産される一方、社会人になると多くの人工言語の制作が放棄されており、学界で発表・研究されている言語はごく少数である。

トップページ